9月が終わるらしい。
今日が、いつだったのか、刻一刻と忘れていく。
若年性健忘症ではない。若年などと言える年でもないか。
昨日、子供に言われて驚いた。明日から10月だそうだ。
年々、自分の年齢も何歳だったか一瞬、考えるようになった。
若い頃、中年以降の大人たちが、自分の年齢がわからないと言っていたのを聞きながら、そんなに年齢を誤魔化したいのか、と思っていたが、自分がそうなってみるとどうも違う。
本当に、よくわからなくなってくるのだ。
これは、むしろ、誤魔化すより危ないのかもしれない。
それにしても、朝も肌寒くなった。
去年は、10月でもエアコンをかけていたような気がするが、今年はもっとずっと秋らしい。
夜は、外に、虫が鳴く声が聞こえる。耳を澄ますと、虫の声がうっすらと姿を表し、眠りへといざなってくれる。
先日、本当に久しぶりに、寝る前に瞑想をしてみた。
私は、ずいぶん昔から瞑想が好きで、毎日していた頃もあった。
それも、誰かに教えてもらったわけではないから、かなりの我流。
あぐらをかいて、お香を焚いたり、キャンドルを灯したりして、うっすらと空気に溶け込んでいく。
先日は、布団に入ってから、急に瞑想がしたくなったので、そのまま目を閉じて瞑想をした。
私の意識が、私の体を包んでいる、と想像してみる。
自分の体より大きな意識が、私を包んでいるのをイメージした。
すると呼吸が深くなり、なにかがつながっていく。
自分が広がっていくような感覚。
すっと深く身体中に空気が行き渡り、私は久々に深く呼吸をしたと感じた。
自分とつながっていく感覚。
私は瞑想が好きなのだが、最近はすっかり忘れていた。
現実が忙しく、ブログを書くことも楽しかったからだと思う。
現実の中にいた。
現実が楽しく満足していた。
ところが、ここのところ、少し何かが苦しくなっていて、疲れてきていて、自分でも気づかなかったが、自分から離れていたかもしれない。
瞑想をしたことで、それに気づいた。
瞑想をすると、私につながっていく。
自分になる感覚。自分と一致していく感覚。私に戻る感覚。
不思議な話のようでいて、実感を伴っているから疑いもない。
そして、今朝。
どんよりとした曇り空なのだが、私の心は明るい。
なにか楽しく、なにが起きても大丈夫だ、そんな気がする。

