今日、私はご近所さんに「初うみたまご」を届けに行きます

子育て

今日、「初うみたまご」が売っていたので、買ってきた。

ご近所のお母さんにあげようと思って。

初うみたまごって、なんとなく縁起良さそうじゃない?なかなか売ってないし。

というのも、実は、そのお母さんにとてもお世話になったことがあるのだ。

いつも、そのお母さんには事あるごとに助けられているが、先日もまた、すごいことがあった。

うちの息子と、その家の男の子は、仲良くさせてもらっていて、よく遊びに行かせてもらうことが多い。

先日も、学校から帰ってすぐに遊びに行き、途中で一回帰ってきて、ドタバタ宿題を持ってまた出かけた。

帰ってから話を聞くと、なんと。

その仲良くさせてもらっている男の子は、途中で習い事に行って、いなくなったのに、なぜかそのまま息子は、その家に居させてもらっていたのだ。

友達がいなくなったけど、そこで宿題をしたり、その友達の弟くんと遊んだりしていたらしい。

そして、友達が習い事から帰ってくるのを待ち、友達が帰ってきたらまた、一緒に遊んで、そしてその後、うちに帰ってきた。

そんなことって、あるんかい。

私は、本気でビックリたまげた。

あまりにも、ビックリして、笑ってしまった。

でも、笑っている場合ではない。

早速、そのお母さんに平謝りして、帰ってきた息子にも、友達が習い事にいったら帰ってくるように言った。

息子は、「はぁ〜い・・・ごめんなさい」と少し、しょんぼりしている。

そのお母さんの返事にまた、私は驚いた。

「全然、申し訳なくないですよー、リラックスしてくれてるなら嬉しいです」って、こんなこと言える!?

「(我が家の)お姉ちゃんが受験で大変な時期だし、お疲れ様です」とか、私の気遣いまで…。

挙句には、「弟くんを1人で相手する方が疲れるから、私もおかげで休めました」なんて言葉が飛び出てきて、私はもう絶句した。

もちろんだが、その言葉だけを信じて、またやってもいい、なんて思ってはいない。

そんなことしないけど、私は、咄嗟にその言葉が出てくることに驚いてしまうのだ。

それって、本当は何を思っているかはわからないけど、でも、相手を気遣っての優しさの言葉だ。

私の、申し訳ないという気持ちを軽くしてくれようとしている。

本当に、本当にビックリしてしまい、私はただひたすらに謝り、また感謝を伝えるしかできなかった。

その夜、私はあんまり驚いたので、娘にもこの話を伝えて、驚きあった。

うちの息子、信じられないよね、とか

そのお母さんって、絶対に天国行き確定してるよね、とか。

そして、うちの娘は、「そんな人になりたいよ」と言った。

思春期の娘が、こんな人になりたい、と思える大人が、こんなに身近にいてくれるとは。

それから、もうひとつ。

うちの息子は、何か、どこか抜けている。

だけど、不思議と、愛されている。

これは、やろうと思ってできることではない。真似しようとしてできるものでもない。

あの子が持って生まれた、宝物なのかもしれない。

だけど、それはそれ。

私は、親として、息子に伝えるべきことは、伝えていかないといけないと思っている。

この子の良さを消さないように、でも伝えることは伝えていく。

そして私は、後で、この初うみたまごを届けに行こうと思っている。